自分を見失わないこと
プロになってもう10年前後になる。
ユースからプロに上がった。
そしてカテゴリーは上ではないが、ここまで選手としてプレーしてきた。
その中で本当に色んなことがあって色んな考え方になって今に至る。
今の率直な気持ちとは。
プロになったばかりの時
プロになりたての頃は自分に自信があった。
試合にすぐ出てA契約になって活躍して年代別代表に選ばれたりして海外からもオファーをもらえるようになってイタリアに行きたい。なんてことを考えていた。
けど現実は程遠かった。
認めざるを得ない状況
そこから試合に出れないことが続き、もがき続けた。
「こんなはずじゃない」
「俺ならできる」
実際はできなかった。
通用しなかった。
それを認めたくなかった。
けど認めざるを得ない状況になった。
#8.のサッカーと仕事の両立で気付けたことに書いているが
自分を一度壊すことに決めた
自分を一度壊すところから始める
過去の実績や考え、価値観を全て捨てて
その環境に順応する
そこである一定の成果”試合に出ること”ができたのは事実
プロとして生きていく上で本当に大事なことに2年目、3年目あたりで気付けた。
そこは本当に「財産」になっている。
今でももがき続ける
さあここから上に行くぞ!
でも結果が出せない。
試合に出れても継続して活躍できない。
試合に出続けれない。
なんでだろう。
そこから今まで色々試行錯誤してきた。
でもなかなか出れない。
今でももがいてる。
その中であるチームメイトが言った一言がある。
「例えそのチームその監督の下で試合に出れなくても、別のチームに行けば良い。使うか使わないかは監督次第。それに振り回されて自分を見失うのはもったいない」
そんな話だった。
保守的になりすぎていた
ハッとした。
これだと
プロとして試合に出る。
出ないと評価してもらえず契約満了になる。
それはプロとして当たり前だ。
もちろん戦術やチーム方針などに沿ってプレーしたり行動したりするのは大事だ。
しかしそれを意識しすぎて(保守的になる)
自分を見失うことのほうがよっぽとダメだ。
迷わず自分のプレーをする。
その結果(プレー)で評価されるのは後悔はない。
本当に大事なことは
自分の価値を忘れないこと。
プロになれたのも自分の価値があったから。
周りのサポートがあったのももちろんある。
しかし自分で掴み取ったのだ。
それを試合に出れないからとかチームの戦術が違うからとかで
わざわざ自分の価値を消してはいけない。
チームメイトに言われて気付いた。
でもこれが正解かと言われればそうとは言い切れない。
けど自分にはこの気持ちが足りないのかなと思った。
2020年シーズン
今年も残り2ヶ月弱のシーズン。
楽しんで自分のプレーをして今年を終えれるようにしようと思う。
その先に何が待っているか楽しみだ。
後悔のないように。
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