#23.現役選手×指導者

football

現在僕は現役の選手でありながら個人でサッカースクールを運営する経営者だ。

現役×指導者というJリーガーではできない肩書きで指導している中での思っていること、メリットなどを書いていきたいと思う。

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当初の感覚

元はというと現役選手でありながらサッカースクールを立ち上げることになった理由がいくつかある。

・収入源の確保

現在Jリーガーではなく地域リーグに所属しているが地域リーグの選手はいわゆるプロではなくアマチュアである。

※余談ではあるがプロサッカー選手の定義は僕も一緒にプレーし尊敬する元日本代表の選手が

「スタジアムに1円でもお金を払ってもらっているお客さんがいる時点でプロだ。お客さんにその価値をプレーで示すことがプロとしての仕事だ。」

そう仰っていた。その言葉は今でも忘れないし、たとえアマチュアでも1円でも払ってきてくれる観客がいることや少なからずクラブから給料をもらっている時点でプロだと僕は思う。

「サッカー給が少ないから。」などの言い訳をよく聞くが1円でももらっている以上プロである。

話が少し逸れたがそれでもサッカーの給料だけで生活することは到底難しい。

なので収入源という意味でもサッカースクールを一つの収入源にという思いがあった。

・自らの経験を還元したかった

僕はJ1の経験はないがそれより下のカテゴリーでのプレー経験もある。

Jの下部組織出身でそこでの経験や知識もある。

そんな経験を今の子供達に指導を通して還元したい思いが強かった。

その中で評価を得てしっかりとした対価をいただく。

自分の経験を仕事にする。したい思いがあった。

・自分で事業を立ち上げたかった

コロナの影響で自分自身学ぶということが増え自分で事業をしてみたいという思いがあったのと、とはいえ知識がサッカーしかない分サッカースクールがまずはできることかなと思い始めたのが大きな理由である。

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ざっくり理由としてはこんな感じである。

そこで実際に初めてみてどう感じたのか。



メリットだらけ

一言。メリットしかないです。

まず1番は人に教えるということは言語化しないといけない。

自分では感覚としてしていたプレー考え方をうまく伝えないといけない。

そのアウトプットはさらに自己理解が深まり自分のプレーに深みが増す。

人に教えることが1番の理解につながるとよく言うがまさにその通りだと思う。

・監督の意図はなんなのかを汲み取れる

練習ニューなどで今まではなんとなく取り組んでいたのが「これはどういう意図があるんだろう。」など意図を汲み取ろうとする回数が増えたのはかなり大きいと思う。

そうすることで理解度が増し監督の信頼も厚くなる。

さらにスクール生の立場でいくと普段教えてもらっているコーチが実際にピッチでプレーしている。

指導で言ってくれていることを実践している。

そういう風になると言葉に重みが増すし憧れを持ってくれてさらにサッカーを上手くなりたいという子供達の意識の向上にもつながる。

指導だけではなく選手として魅せることがスクールの価値にもなってくる。



素晴らしい価値

こんな風に選手×指導者には良い面がたくさんある。

今回書いた他にも良い面はたくさんあるし実際に選手の人が教えるというのは価値がすごく高いと思う。

なのでこれから引退後などにサッカースクールを考えている方はできることなら現役のうちから始めることをお勧めします。

子供たちにとっても自分にとってもプラスになります。

そしてそんな価値のあることを今現在できていることに誇りを持ってこれからも選手としても指導者としても成長していきたいなと思います。

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