#10.試合に出れている時の心境

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#10.試合に出れている時の心境

こんばんは ぐっちょんです。

前回の#9.では試合に出れない時の心境を書きました。

今回はその逆でプロサッカー選手として試合に出ている時の心境について書きます。

そしてそこから陥りがちなマインド、行動を紹介していきます。

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試合に出れている時の心境

簡単に言えば 「最高」 「幸せ」です。

そもそも考えてみると大好きなサッカーを子供の頃からしてきて「プロサッカー選手になりたい」と卒業文集に書いたり、周りに夢は?と聞かれたら答えてきた職業になれた。

職業ってことは「サッカー」で「お金」をもらえるわけです。

自分の大好きなサッカーをプレーしているだけでお金がもらえる。

そんな中でも試合に出て活躍する。

こんな最高な瞬間はない。

他にも夢を与えれたり色々とありますが、まず試合に出れている感情だけでいえばこれにつきます。

いうと#9.の記事の反対で「存在自体を肯定されている」感覚です。

自分の全てを肯定されているような感覚、人生そのものをも認められた。そんな気分になります。

それは監督の為に走ろうとも思うしチームのために走ろうとも思う。

もちろん味方のためにも

本当に良いことばかりで何度味わっても試合に出るということは幸せなことだと思う。

プレー面でもそうだしそれ以外の部分でもものすごく精神的に安定する。

私生活にも出る影響

プロサッカー選手として試合に出る、活躍するということを

一般の会社員の場合で例えると、仕事が順調だということになる。

取引がうまくいった、プレゼンが上手くいった、上司に褒められた。

そんな気分に近い気がする。

そんな時は私生活においても良いことづくめ。

こういう状態だとプレーにエネルギーがみなぎるし躍動感のあるプレーができる。

試合に出れている時というのは幸せだ。

しかしその一方で、つい忘れがちになってしまうこともある。



現在地で良いと思ってしまう

これは簡単に言うと「向上心を見失う」ということだ。

試合に出れているから今のままでオッケー。

トレーニング終わった後でも次の試合があるからと自主トレーニングをやらない。

こういうような状態になる時がある。

もちろん今年のような連戦で過密日程で進んでいく中でコンディションを優先して

調整→試合→調整→試合というような流れの場合もある。

それは仕方ない部分もあるが考え方の部分が大事で、試合に出れていてももっともっとスキルアップしてさらにチームに貢献するようにしたい。

技術的な部分以外でも映像をチェックして自分を客観視して次の試合はこうしていく等の修正をする。

そういった向上心がないといずれは試合に出れなくなるし、チームに必要とされなくなる。

もちろんこういうパターンは私の場合だし人それぞれ違うと思うが傾向的には多いと思う。

自分と向き合うことの大事さ

試合に出れていない時は嫌でもどこかで自分と向き合う時が来る。

けど試合に出てうまくいってるときはなかなか自分を客観視して向上心もってトレーニング、試合に取り組むことが難しい。

それを試合に出れなくなったりしたときに気付く。

試合に出続けてたり活躍している時こそ

順風満帆にいってる時こそ足元を見つめる。

簡単そうでこれが難しい。

そのためにはやっぱり短期的な「試合に出る」っていう目標だけじゃなくて

中期的な目標、長期的な目標を具体的に立てることが調子が良い時悪い時にかかわらずブレずに自分を客観視して取り組むことができるし大事なのかなと思う。

実際私も試合に出れている時は「向上心」というものがなくなっているわけではないけど

出れていない時より薄れていたなと感じる。

これも試合に出れなくなってから私も気付いたこと。

悪い時は出れていないから自然と向き合える。

*#9.でも話したが、大前提として自分の調子が悪い時、試合に出てない時に他人にベクトルを向けている人は今の話でも論外だと思う。

自分と向き合うことを試合に出れてる時調子が良い時こそできて

さらに「向上心」をもってプレーや行動できれば、止まることなく成長できるだろうしもっと上のレベルに行けるのかなと思う。



いつどんな時も冷静に自分を客観視できるか

試合に出ている時は幸せだ。

サッカー選手として幸せだし日常も含めて良いことづくめだ。

だか、良い時こそ自分を「客観視」して現状を見つめてさらに良くする作業をしていかないと現状維持になってしまう。

サッカー界で現状維持は後退しているのと同じだ。

社会においても全てにおいてもそうかもしれない。

しっかり冷静に足元を見つめて自分を分析して客観視して取り組めるか

それが大事になってくる

逆の場合も一緒だ。

上手くいってなくても感情的にならずに感情的にならずにしっかり自分を分析して良いところ悪いところを分けて考える。

これがすごく大事だ

大事なこと

#9.でも書いたが 苦しい時こそ自分にベクトルを向けることが大事だ。

#10.の今回では良い時こそ自分の足元を見つめて分析し、目標(夢)の為には今自分は何をすべきなのかを冷静に常に考えて行動することが大事だ。

前回、今回と試合に出る出ないでの心境の違いを書きました。

他に違う意見ももちろんあるだろうし間違ってるという意見もあると思う。

でもこれは私がプロサッカー選手として私自身もそうだし周りの選手も抱いてきた感情だ。

私自身、これからもこれを意識して日々を取り組みたいと思う。

 ぐっちょん

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